圓生さんに恋をして
落語はたまに聞く程度で全く詳しくない。
六代目円楽師匠が亡くなった際、何度か圓生師匠の名前を聞いたので
どういう人だったのかしらと聞いてみたら、どハマりしてしまった。
DVDやCDや本を集め出している。
まずあの声でやられてしまった。かっこいいとか美声とかそういうことではなく、
一言一言、一音一音が心に刺さる。
表情もすてき。無駄にカッコつけず顔全体でニコッと笑うところに
釘付けになってしまった。
演技も素晴らしく、古典で内容も詳しく知らない私でも情景がすごく浮かぶ。
本人のエピソードもいい。頑固なところもあったり、お金に細かかったり
機嫌のいい時は駄洒落を言って喜び、弟子が駄洒落鵜を言わないと悪くなったり。
当時としては珍しく、テレビやラジオの仕事も積極的
芸に厳しく、面白くない人にははっきり行っちゃうとか。
気難しい男子が好きなので、エピソード含め
恋に落ちるのにそう時間はかからなかった。
私はなんで、同じ時期を過ごしてないのだろう。
今日も圓生さんの落語を聴いて眠りにつこう…